ED(勃起不全)
EDとは「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態」とされています。このような状態が少なくとも「3か月持続すること」が診断の条件です(ただし外傷や手術によるEDは3か月以前に診断できます)。
EDの原因は①血管や神経、内分泌系の病気によるもの、②心理的なもの、③その両方に分類されています。
EDを悪化させるものとしては①加齢②喫煙③高血圧や糖尿病④肥満と運動不足⑤うつ状態⑥前立腺肥大症⑦慢性腎臓病⑧睡眠時無呼吸症候群(SAS)⑨神経疾患⑩薬剤があります。
EDは心臓、血管の病気の前兆と考えられており、明らかな心血管疾患がある患者のED罹患率は高く、心血管疾患の発作が起きる2~3年前にEDを自覚される患者が多いです。
生活習慣がEDの原因となっていることも多く、近年はED治療を希望される方は多くなっています。
EDの治療
心理的なストレスの軽減や飲酒、喫煙を控えることで改善される方もおられますが、薬物治療が必要となる方も多いです。抗加齢医学会ではメンズヘルスにおけるアンチエイジングも盛んに研究されています。当院院長は抗加齢医学会認定専門医資格を有しておりますので、お気軽にお尋ねください。
当院ではED治療薬を用意していますが、いずれの薬も保険適応がなく、自費診療となります。また、心血管系の疾患になられている方や体調によっては処方できない方もおられます。
ED治療薬1,150円~
他、別途に初診料2,000円、再診料は1,000円となっております。
AGA(男性型脱毛症)
AGAは思春期以降に発症し、徐々に進行する男性型の脱毛症です。初期には髪の生え際や頭のてっぺんが薄くなり、徐々に毛髪がなくなります。
この脱毛症には男性ホルモンが関与していて、テストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変化すると、薄毛を進行させます。ジヒドロテストステロン(DHT)の産生には5α還元酵素の作用が必要になりますが、この作用を抑えることでAGAの治療ができます。
これは前立腺肥大症の治療法の一つと同じものであるため、この治療法に慣れている泌尿器科のクリニックでAGA治療をすることが多くなっています。
副作用には肝機能障害、勃起不全、抑うつなどがあります。また、効果が確認できるまでは早い方で3~4か月、通常は6か月かかりますので治療期間が長くなります。
AGA治療薬
当院では下記の薬を用意していますが、いずれの薬も保険適応がなく、自費診療となります。また、心血管系の疾患になられている方や体調によっては処方できない方もおられます。
AGA治療薬5,500円~
他、別途に初診料2,000円、再診料は1,000円となっております。